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塗料について

塗装とは


異なった役割の塗材(樹脂)を塗り重ねて膜をつくる工事です。

各層は、決められた膜厚を満たさないと、期待した年数より早く劣化することがあります。ガイナは機能性塗材ですから決められた膜厚を付けることは極めて重要です。

◎基本的な3工程
下塗り工程 :下地との接着効果を高める役割
中塗り工程 :色や柄をつけ、仕上げの効果を高める役割
上塗り工程 :最終仕上げ材で、美観性と耐候性を発揮する役割
 
※ 仕様によっては、中塗りの代わりに上塗りを2 回する場合もあります。
※ 塗装すると塗膜には小さな穴があきます。塗り重ねることでその穴を塞ぐことも塗り重ねの目的です。
※ 着色系材料は 2 回塗が一般的です。

◎標準的な工程は、下記の様になります。
    
 1. 仮設工事および養生 足場や飛散防止ネットなどの設置
 2. 高圧洗浄・下地調整・下地補修 
 3. 養生処理 窓周りなど
 4. 外壁塗装(下塗)
 5. 外壁塗装(中塗)
 6. 外壁塗装(上塗)
 7. 付帯部の塗装 鉄部、フードなど
 8. 塗装検査
 9. 足場の解体
10. 引き渡し

仮設工事及び養生  
安全で作業性のよい足場を組むことで、施工品質を確保し、不慮の事故を防ぎます。また近隣に迷惑をかけないよう塗料の飛散などを防ぐため飛散防止ネットや防炎ネットを設置します。
  
高圧洗浄
外壁面の汚れを落とすために下地を傷めないように配慮しながら高圧の水をかけて洗います。水道代や電気代はお客様の負担になる場合がほとんどです。
下地を綺麗に清掃していないと後の剥がれや割れ原因につながります。

下地調整 
壁面に残っている不要なものを撤去したり、脆弱な部分を除去します。脆弱な下地が残存するとその部分から膨れ、後に剥がれてしまうことがあります。

下地補修 
下地のひび割れ、下地調整で除去した部位の再建、窓周りや壁のつなぎ目に施されているシーリング材の打ち替えなどの補修を行います。 

下塗り
外壁素材と塗料との付着を高めるため、また相性補完のために下塗材を塗布します。

塗料の種類


樹脂に顔料を合わせたものが塗料です。塗料の構成物を大きく分けると

顔料 : 色や意匠をつける為の素材
樹脂 : 顔料を「膜」としてつなぎとめる素材
機能性添加物:ガイナでは特殊セラミックビーズが該当します。

塗料の性能を決める元として耐久性があります。
塗料の耐久性は、樹脂 の種類で決まります。 樹脂の耐久性能が低いと、「膜」としてつなぎとめられなくなるからです。
ガイナの場合、セラミックが紫外線を無害化することで耐久性をさらに高めます。粒子であるセラミックを膜にすることはとても難しい技術です。他にもセラミックが含有している塗料はありますが、ガイナはセラミックの含有量が効果時で塗膜の8割を占めます。そのため特殊な効果を高いレベルで発揮できます。

外壁塗料の樹脂の代表的なもの
◎アクリル樹脂塗料
最も安価な塗料ですが比較的に耐久性が短いのが欠点となります。
◎ウレタン樹脂塗料
比較的に安価な塗料ですが比較的に変色や汚れがし易いのが欠点とされます。
◎シリコン樹脂塗料
現在、塗り替え時の、建築物の大きな面積において、最も多く使用されている塗料です。
ウレタンに比べ少し高価ですが比較的に耐久性が高いとされています。
◎フッ素樹脂塗料
現在、最も耐久性に優れているとされる塗料ですが、コスト高なのが難点です。
ガイナ(アクリルシリコン塗料)はフッ素樹脂塗料と同等の耐久性能をもちます。


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