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ガイナスーパークリーン 未発売→モニター販売中です。

コロナ前に発売する予定だったガイナスーパークリーンの建物です。試験的に採用した家で、三年経過しています。
電気メーターも3年前に塗り直しました。
電気メーターは汚れて、カビていますがスーパークリーンはまったく汚れていません。

この家は私が設計事務所にいた頃に私が担当して建てた家です。
奥様はとにかく白が好きで、外装も内装もキッチンもドアも全部白です。
キッチンも特注でモザイク天板のタイルのものを作りました。
内装にはシスタコート、ガイナの前身の塗料ですね。この家、5キロの蓄熱暖房機一つで、吹き抜けのリビング、キッチン、廊下、2階の廊下まで温かくなっています。
この家のある場所は積雪する地域ですが、それ一つで充分です。

外装には真っ白の漆喰を塗りました。樹脂の入った漆喰です。

できた時はもう真っ白で輝いていたのですけど、2年もすると真っ黒に。
この家だけではありません。近隣全ての家が真っ黒で緑色の苔が生えていました。

何回か漆喰を傷めないように洗浄しました。時には蒸気で洗浄したり。

10年経って、汚れに疲れ切ったご夫婦は塗り替えることにしました。

その時使ったのが試験中のスーパークリーンでした。
屋根はカラーベストを軒とケラバは段積みし、ランダムに色を変えて貼っていました。

そのランダムな色の違いは楽しめなくなりましたが、N50色を塗装。

壁も写真の暗い色を塗りました。乾く前のコンクリートの色に違い色です。

あんなに白が好きだったのに、この色を選ぶほどに汚れがストレスだったのです。

雨の日の壁

上の写真は昨日撮影した雨の日の壁面の写真です。
ガイナスーパークリーンは雨を弾くガイナでした。3年経ってもちゃんと機能しています。

庇も3年前に塗装しました。漆喰の頃には庇は真っ黒と緑で、庇の両側から汚れが垂れ下がるように付着していました。
庇は当時のことを思い出させるように汚れています。
しかしガイナスーパークリーンは全く汚れていません。
サッシは洗浄だけでしたけど、やっぱり汚れています。
当時はスーパークリーンの能力が予想の域を出てなかったため、念のために窓下には水切りの役物もつけて汚れに備えました。
しかし、窓の端から役物に至る道筋にも汚れはありません。

スーパークリーンはヨーロッパの戦争で資材が入手できなくなり、ペンディングになっています。

しかし、いつの日か、遠くない先に、スーパークリーンか、それを超える防汚性能を備えたガイナが発売されることになると思います。

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