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木造住宅の寿命を縮める要因

木造住宅は壁構造であり、柱の太さはあまり関係ありません。耐力壁を有効に配置することで強度を担保しています。
柱の間に適切に筋交いを設けるか、柱の上から構造用合板やOSBなど構造耐力を有すると認められている面材を釘で打ち付けることで筋交いの代わりとし、耐力壁とします。
またその耐力壁がバランス良く配置されているか、重心が低くなる建築計画か、デザインを補う技術が施されているか、などで建物の強度は決まります。

折角構造が強固であっても、壁体内結露を誘発すると構造材付近で腐食が生じるので建物の寿命を縮めます。建物を断熱する場合、気密の確保はとても大切です。

また、漏水は建物に大きなダメージを与えます。ルーフィング材、シート防水、ウレタン塗膜防水、シール材など防水を目的とした建材で確実な施工が必要です。

防水材にも寿命があり適切な改修工事が定期的に必要です。

建物の表面も、水を吸い込まないよう、腐食しないよう、陶器瓦、アルミやステンレスでもない限り塗装により保護が必要です。

塗料は防水材ではなく、美観を整えることと、雨水や紫外線から外装材、防水材などの保護が目的です。

塗料にも寿命があり、定期的な塗り替えが必要です。

ガイナは、美観や保護だけでなく、熱処理をはじめとしたさまざまな機能を有します。
また高耐久長寿命で、一般塗料との塗替えサイクルを減らすこともできます。

建物の維持管理、エネルギーコストの低減、塗り替え回数の低減などガイナにはたくさんの付加価値があります。

建物を長く持たせること自体が環境保全に有効です。

適切なタイミングでの保全を行うこと、保全のタイミングでガイナを勧めること、採用することで、環境保全、持続可能性社会の実現活動に参加することができるのです。




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