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遮熱塗料とは・・・ガイナは遮熱機能を有する多機能断熱塗料です。

赤外線とは
日射には紫外線や可視光線のほかに赤外線が含まれます。波長が1mmから1万分の7mmほどで熱として感じられます。物に当たったときに一番物を温める波長は近赤外線です。実際に室温を上げる原理は近赤外線がテーブル、椅子、床にあたり、その物質を構成する分子を振動させ、エネルギーを伝えることにより、室温を上昇させるといわれています。
太陽光線の熱エネルギーは可視光線が45%、近赤外線が50%を占めています。1500~2100nmの波長領域は人体の肌にあたった時、反射せず浸透するので、窓際などで感じるジリジリ感の主原因です。

遮熱塗料(高反射塗料)とは

遮熱塗料とは物を強く発熱させる近赤外線を高い効率で反射して需要面での発熱を抑制する塗料です。

遮熱塗料の原理

近赤外線が物の表面に達したとき、エネルギーを6だけ反射した場合、4が熱となり物体に吸収します(放射による熱伝達)。この時、9反射させれば発熱は1となります。このように近赤外線の反射効率を高めた塗料を高反射塗料=遮熱塗料と呼びます。
一般に反射させるために塗料用樹脂に遮熱顔料を混ぜた塗料です。

ガイナは単に近赤外線を反射するだけでなく、反射できずに発熱した熱エネルギーを遠赤外線放射により大気へと戻します。他の遮熱塗料もカタログに遠赤外線放射をすると記載しているものがありますが、ガイナは表面温度が40℃程度の時に94%の高効率で放射します。一般に物体は高温時に遠赤外線放射率は100%に近づきますが、40℃程度では20%程度です。このように夏期に実際の屋根の温度帯(40℃~65℃)で高効率に遠赤外線することは単に遮熱顔料を混入した塗料では不可能です。


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